FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

正定の業とは

前回の話を続けます。

選択集から、五正行以外の諸善を全て雑行と言われるのだと学びました。

法然上人は、五正行を修めようと思うならば、正定の業(正業)と助業の二業のうち、正定の業である称名念仏を専らにせよと教えられています。以下が、それを教えられた法然上人のお言葉であり、親鸞聖人は『教行信証行巻』に引かれています。

はかりみれば、それすみやかに生死を離れんと欲はば、二種の勝法のなかに、しばらく聖道門を閣きて選びて浄土門に入るべし。
浄土門に入らんと欲はば、正雑二行のなかに、しばらくもろもろの雑行を抛てて選びて正行に帰すべし。
正行を修せんと欲はば、正助二業のなかに、なほ助業を傍らにして選びて正定をもつぱらにすべし。
正定の業とは、すなはちこれ仏名を称するなり。名を称すれば、かならず生ずることを得。仏の本願によるがゆゑなり。


親鸞会で、正定の業とは「正定聚不退転にする働き」のことだと聞いていましたが、ここでは「正定の業とは、すなはちこれ仏名を称するなり」とある通り称名念仏のことであり、正しく往生が定まる行業のことです。

正定の業が正しく往生(成仏)が定まる行業であるという意味であることは、以下の親鸞聖人のお言葉から分かります。

「正定之業者・即是称仏名」といふは、正定の業因はすなはちこれ仏名を称するなり、正定の因といふは、必ず無上涅槃のさとりを開くたねと申すなり。(尊号真像銘文)


「是名正定之業・順彼仏願故」といふは、弘誓を信ずるを報土の業因と定まるを正定の業といふ、仏の願にしたがふが故にと申す文なり。(一念多念文意)



まとめます。

親鸞会では親鸞聖人の教えに善のすすめがあると教わりましたが、往生を目的にして五正行以外の善を実行すると雑行になります。

さらに、法然聖人も親鸞聖人も五正行の中でも助業を傍らにせよと教えられています。親鸞聖人の教えには、正定の業である称名念仏のすすめがあるということです。
スポンサーサイト
プロフィール

mosh

Author:mosh
親鸞聖人の教えによって救われたい自覚を育てられたご恩を感じつつも、教えに疑問を持ち、親鸞会を2010年6月に退会しました。
今も、親鸞聖人の教えを少しずつ学び続けています。親鸞会の方にお読み頂ければ幸いです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。